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君想う刻

小説 ファンタジー

君想う刻

さえこ

蘇る前世の記憶。僕が今を生きる意味。

完結

25ページ

更新:2018/07/13

コメント:ある日突然、ストーリーが舞い降りてきました。

説明

いつの頃からか、感情を持たなくなってしまった一人の男性。
彼は、毎日ただ生きているだけの日々を過ごしていた。
けれどその生活は、彼にとっては当たり前であり、つまらなくもなく、苦でもなかった。
満たされることはなくとも、傷付くこともない。
『感情を持たないこと。』
それは、彼が無意識のうちに身につけた、楽に生きていくための術だった。

そんな彼は、ある日仕事帰りに一枚のポスターを目にする。
それは、花火大会の案内だった。
そのポスターを見た瞬間、彼の脳裏にフラッシュバックのように浮かびあがる、いくつかの光景。

『行かなければ、、、。』
突然、抑えきれない衝動に駆られ、彼は花火大会の会場へ向かって走り出していた。
会場に着いた彼だったが、一体何のために来たのかわからない。
静かに目を閉じ、浮かび上がった光景を思い出してみる。
思い出せる光景は、、、。

浴衣姿の子ども
屋台通りの人混み
『立入禁止』と貼られたロープ、、、

そして目を開いた彼が見たものは、『立入禁止』という札のついたロープだった。
引き寄せられるようにロープをくぐり、中に入る彼。
そこで偶然拾った、花火大会のチラシ。
そのチラシに書かれた日付は、、、
『1918年8月10日』
それは、100年前のものだった。

そのチラシをみた彼の脳裏に、次々と蘇ってくる、前世の記憶。
思い出す、大切な人の存在。
二人の間で起こった出来事。
そして、最期の時、、、。
なぜ自分は、感情を持たないのか。
なぜ再び生まれ変わり、今を生きているのか。
蘇る前世の記憶とともに、辿りついた彼の思いとは?

時空を超えて繋がる二人の、愛の物語。

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