いらないもの

あの日捨てた、いらない僕。きっとその選択は正しかった。

翠月 歩夢

3分 (1,210文字)
とても短い作品です。妄想コンテスト「あの日捨てたもの」用に書き下ろしました。

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あらすじ

いらないもの。 それは必要とされない自分自身。 だから俺は愛されるために偽り続ける。

感想・レビュー 3

一見、比べられ続ける兄弟の確執を描いている作品に感じるが、人は人を愛するのではなく、理由を愛する。理由が無くなれば、愛されなくなる。そんな歪んだ世界観が、何気ない日常のように描かれている。 良い作品に
ネタバレあり
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ものすごく考えさせられる作品でした! 親から必要とされない、居ないものとされているということは、どれだけ幼い心を傷つけるのか、自分も子供を持つ親なので読んでいて胸が痛くなりました。 勉強が出来なくても
ネタバレあり
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レビューさせていただきます。 まず、たった3ページという短さながらにまとめられた文章素晴らしいと思いました。   優秀で完璧な子供にしか愛情を向けることのない両親。 最初は兄・真咲を愛していた両親。
ネタバレあり
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