サディスティック ドラスティック-1.はじまりはトラウマ

あの日から俺は、女が大っ嫌いだ。

大人の純情-少年のように-【完結】

彼女を見かけるようになったのは半年前。見かけるというより、おれはよく見ている。

SD-3.崩れ然る固定観念

なんで、全部気持ち悪いんだろう。……お前以外。

後編

ああ、なんであなたは部下なの？ バツイチ女上司と年下イケメン部下のゆれる関係

SD-4.真っすぐ捩れる恋心

「嫌いな人についていくほど、女の子は我慢強くないわよ」

SD-14.溺れるふたつの体

とくん……と、さっき撃ち抜かれたばかりの心臓が、甘く疼いてまた血をこぼす。

SD-15.パラノイアの隘路

今でも女は嫌いだ。男には到底理解できない理由で、嘘を吐く。

第12話～大学生編～

第10話～大学生編～

第4話 承認すべき既成事実

「すみれさんだから、かまいません。大丈夫。──……俺、ここにいるので」

第6話 恋に落ちる瞬間

「だから……もう少し顔を見たくて、理由をつけて、そんな」

第11話～大学生編～

第7話 戸惑う本音

「それなのにすみれさん、笑うし。俺はあなたの顔、真っすぐ見られないし」

その男、離婚詐欺師 第1話 スタイリッシュ粉砕

「──俺と、離婚を前提に結婚しませんか？」

第8話 小さな嵐

「もちろん、一緒になりたい。お願い葵さん、私のこと助けて」

第9話 ほのかな疑惑

「こんな大胆なことをする人だとは思わなかった」「幻滅しましたか」「……ううん」

第10話 その男、詐欺師

「……でも、だったらどうして……離婚前提なんて、言ったの」

SD-5.愛が何かを教えて欲しい

ああ、俺ほんとおかしい。この女だけに参りすぎて、触り方がまったく判らねえ。

SD-6.忍ぶれど

そんなつもりはないだろうが、頭を撫でる指先がその動きだけで俺を赦していく。

SD-10.凍えた身体には甘い痺れを

本当に締め付けて欲しいのは指なんかじゃねえ。

SD-7.圧縮される世界

なんというか、すっかり溺れていた。

SD-11.苦味は甘味の後味

言葉で埋まらない時、他にどうして埋めればいいのか、俺には全然判らねえ。

SD-12.艶めかしい破滅

キスで窒息死したなんて話は聞いたことがない。

SD-13.乾いた身体を潤して

俺は、女が嫌いだ。……大っ嫌いだ。だからよけい、泣かせてはいけない。

SD-8.爆弾低気圧、発進

開かれたその艶やかな口唇に、吸い込まれるように口づけた。

SD-9.身体は心の容れ物

いっそ気まぐれでも戯れでも構わないから、俺のとこに来てくれないだろうか。

第6話

【ピンキー文庫賞受賞 書籍発売中！】一通の手紙の謎が、二つの初恋を交差する。

第3話＊噂話

――「友のことは、もう好きじゃない」。優と付き合うってことは、そういうこと。

第7話

【ピンキー文庫賞受賞 書籍発売中！】一通の手紙の謎が、二つの初恋を交差する。