アイスブルーの君

どうやら彼女は、俺を知らないらしい。

朝戸風に、きらきら

伝えそびれた恋をただ、ずっとこの胸に抱えている。

ディア・カンパニュール

私は、いつまで、この男の傍に居てもいい？

君はいつも、迂回する

彼曰く。これは、がむしゃらだった私達の"超最強ルート"

サステナブルな視点から予測不可能な未来における彼と私の関係性について考察する。

案外ロマンチックがお好みのようで

歌うならラブソング

君を想って歌う曲、そんなの全部ラブソングだ

セレスト・シーグラス

空を仰いで、海に溶けて、君に堕ちる

天つ空に、恋ふ。

どうせ、愛さずにはいられない。

イノセントを口実に、

大切にされなかった痛みだけを、今でも大切にしてる。

排除痕

「もっと不幸になんなきゃ、幸せなんて味わえねーよ？」

貴方 を 呑む。

貴方を受け入れる私を受け入れて。

綻びを摘む。

寂寥ランデヴー

共通するのは“寂しさ”だけ。

ペシミストの嘆き

この胸いっぱいの絶望を。

花ぞ昔の香に匂ひける

「貴方様は、私なんぞと通じ合ってはならぬのです」「どうしてか僕の初恋は君だったような気がするんだ」——お願い気づかないで

莫迦な男

本編終了後の2人です。

506

「人生で一つ、もう一生やらないことをやってみようか」

死ねない夜へ

「逃げよう。立ち向かったりしなくても、きっともっと楽に生きていい。苦しみに耐えようとしなくていい」——死ねない理由探し。

不可逆ディスコグラフィー

それってさあ、何回目の絶望なの？

恋でもなければ、愛にもない

「てか、じゃあ俺と結婚する？」――同居人が突然結婚を持ち掛けてきた。「どうでもいいんだよね、春ちゃんと俺以外のことは」

BE LAST 【完】

BE LAST 番外編

蕾、開く

今日もあの場所で約束なしのちょっと幸せな時間

ブーケ

一輪、また一輪と増える花

猫がたり

大好きな彼への猫からの語りです。

草原と少年

明るい草原が増えますように。

星たちの贈り物

男の子は自分のことが嫌いでした。

ホットとコールド

男はようやく彼女に会おうと帰りを待っていた。

で、君たちは……

たまごをね、拾ったらしいです

冷凍パスタの女

桜の木の下で私は、夫と息子の背中を追いながら「あの日」を追憶する