童子

眠り(ヒュプノス)から醒め、現実(タナトス)を直視する。 飛行と言う名の墜落。 飛ぶと言う行為は、落ちるという意味を孕み、また非なるものだ。 表裏一体と言っても良い。 空を望む者ほど、空から離れ、地を這いずる。 空に近い者こそ、空を望む事はせず、自由闊達に、どこまでも飛んで行ける。 皮肉なものだ。 さて――今日もまた、飛行/墜落しようか。 「今日は飛べるだろうか?」 只の戯れ言、お気に為さらず。 艶の在る文章を模索中……難しいね。
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