赤羽道夫

第2部、読了しました。 新たな登場人物をまじえての、シンの旅……。 今回も、迷うシンは周囲に流されていく。 周囲の目的についていくが、それはシンの、見失った目標を新たに提示してくれるのか、それとも……。 新たな登場人物も、細かく描かれていて、とくに、東西ブランティスの内情を両方、描いているのも、シンを囲む背景がよくわかってよかったです。 痛快さはないですが、第3部の冒険の旅がどうなるのか楽しみです。 シンはストイックすぎるので、王になることはないような気がしますが。
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ども。コメントありがとうございます。 第二部以降のシンは第一部よりも歳をとったぶん、自分からあまり動かなくなってしまいました。 これは作者の性格が影響してるかも知れません。私自身あまり積極的な人間ではないのでw いわゆる巻き込まれ型の主人公なので、彼を動かすためには脇に居るキャラを使うしかない。 というか、シンというキャラ自体が本来脇役向きのキャラなのかも知れない。 本来脇役の人物を主役にした小説。今まで気づかなかったけど、これ隠れたコンセプトかも知れない。 赤羽さんの感想を読んでそう思いました。 そして、そういう目で改めて見てみると、外伝になっている「シャインウッドの魔女」なんかまさにこれが

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