海野眞卯

出会って別れて、一度は別れて人と、また出会って…。 長い年月の二組の男女の恋を描いた物語でした。 恋が変わっていってしまう切なさとか、好きな気持ちだけを前面に押し出せないやるせなさとか。 大人の恋だなあ、と思います。 希望と絶望が、交互に訪れても、それでも信じる気持ちを失くさなかった奈々子。彼女の願いが通じたラストはじんわりと胸が熱くなりました。 章タイトルとか、ところどころに使われてる英語の台詞とかに、作者様のセンスがきらりと光ってて、このお話を一層ステキなものにしています。 雨上がりの空に掛かる虹のように、奈々子と敦志の未来が輝いたものになると信じてます。 すてきなお話、ありがとうございます。
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素敵なレビューを、ありがとうございます(((o(*゚▽゚*)o))) 章タイトル、色々意味を含んでつけたので、見て頂けてとても嬉しいです。

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