ファンタジー小説なのに、基礎にあの「有名な御伽噺」がインサートされているという、コミカルな作品。  全体を支配する「ゆるさ」(ここで、もっと大暴れしても良いという意見もあるかもしれませんが)とやり取りが、一種独特のペーソスを醸し出しています。  記憶喪失の人物が、名前を知っていた経緯「さっき話してたから」  そりゃそうだ(笑)

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