真尋

 次は設定ですが......150ページの水蒸気を通して感電させ、自らは炎熱で身を守る。この描写は不可能ですね、物理的に。  だって、水蒸気は電気を通しませんから。  良くも悪くも中途半端な舞台設定と世界観です。理詰めで突き詰めていくと、ボロが出ます。  例えばアテナですが、これができる原理はイマイチ説得力に欠けており、正直、「脳の潜在能力を使えたとして、なんで水を自在に扱えるのか?」って感じですね。しかも、これはどちらかと言えばSF(サイエンスフィクション)寄りの設定です。  舞台設定と総合しても近未来SFって感じですね。獣竜もファンタジーとは少し毛色が違いますし。     わざわざ気にしなくてもいいような、端から端までの設定を叩かないといけない。つまり、この作品は悪くないと思います。  上の文。意味、理解されているか心配です。  キャラクター設定も、あまり深い描写されたいないので、感情移入し難いですね。  総評.....悪くない、けれど面白いかと言われれば、微妙。設定は詰めが甘く、文章は薄味。  以上です。  致命的な突っ込みどころがなく、細かく突っ込みを入れました。難癖みたいでスミマセン(汗)

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