風牙

これぞ青春、まさに青春! ファンタジックではないけれど、実生活ではまず起こり得ないだろうストーリー。 ですが、確かな筆力で『もしかしたら、こんな素敵なことも実在するのかも』なんて思わせる作品です。 少々強引ながらも魅力的なヒロインに感化され、何かが起きるのを待つだけでなく、自分から一歩を踏み出すようになる主人公。 その一歩一歩が、この作品をしっかりと形作っています。 青空の下、木陰で文庫本になった本作品を手に読書に耽りたくなる――そんな良作です。
・1件
 勿体なきお言葉ありがとうございます^^  なぜか知らないのですが、どんどん順位が上がっていて……え、なにが。

/1ページ

1件