【コメント】

東京都幻想特区

サークル『ベストレビュアーズ』より失礼致します。管理人のKeyと申します。途中までですが、読ませて頂きました。早速レビューに移らせて頂きます。読み始め、プロローグで「おおっ」と思いました。勿論、良い意味でです。西尾作品を思わせる程の文章にとても心を奪われ、続きを読みたくなりました。が、やはりプロローグにしては少し長いです。内容が、ではなく、この『程良い意味不明感』が長いのです。文章としてはとても好きなのですが、最初から飛ばしすぎというか……本題に触れてすらいないのに、せっかくの魅力が薄れてしまいます。ちなみに１ページの、『三毛猫の真違い』は『間違い』ではと思ったのですが、仕様でしょうか。全体的に仕様っぽい言葉が溢れておりましたので、もし造語等ありましたら分かりやすく括弧にルビを入れる等対応すると良いかと思います。ここは作中にも幾つか見られましたので、わざわざ説明する必要は無かったかもですが(汗。本題に入ってまず気になったのは文章のことなのですが、句読点が多過ぎて何だか読みづらいです。前述の通り、文章としては大好きです。だからこそ、もう少しサクサク読みたい。一人称なら尚更です。あと『…』は二個『……』で一セットです。文章が本格的だからこそ、気になります。それと、序盤で多くの情報を与え過ぎていて、途中で混乱しました。ただでさえ世界観や人名が凝っているのに、いきなり出し過ぎな気がします。文章はゆっくりなのに、何だかバランスが悪く感じました。８ページ。『～～長髪を、たなびかせながら～～』という文章。髪の話なので、比喩としても棚引くというのは適切ではない気がします。『靡かせながら(なびかせながら)』でどうでしょう。長文失礼致しました。

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