童子

今日もまた銀河の果てでは星が生まれ、星が死ぬ。空に浮かぶ君はもう――存在しない星なのだろうか? 光は気が遠くなるほどの時間を旅して、その魂を運んでいる。 星に比べれば、僕達はまるで瞬きの様な時間に生きている。それは閃光の様な短く、儚い時間。 僕等は皆、先の見えない闇の中、人生と言う名の旅の途中に居る。 それでもこうして夏の空を見上げれば、こっそりと空から抜け出した銀の星々が僕等の道を照らしてくれる。 時には立ち止まり、空を見上げよう。 いつも変わらず、生と死を内包した空は僕達の道を照らしてくれる。 さあ行こうか――この旅路の、結末を探す為に。 いつも沢山のお星様を降らして頂き、ありがとうございます。
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