中畑竜馬

カテゴリーはホラー・オカルトばってん、映画バカの小生にとっては、「サイコ・ミステリー」の原作ば読んどるような感覚でした。 小生の友人たる中畑警部が「おったまげ!」と驚嘆した特捜刑事顔負けの秀才高校生がネットを利用し事件の謎を解いて行くという推理仕立て、筋読みと平行して拡大・悲惨化する展開にいつの間にか熱中しとりました。 番外編を除いても1400頁超えの長編ばってん、各頁の文量が「丁度いい!」と思うほど適量なためスラスラ読め、実質的には1000頁ほどの小説かと思います。 さて、本小説フェチクラスはR18指定との事。 リアル過ぎるグロさからでしょうが、確かに若年者には刺激が強く怖過ぎるかもと思っちょりました。 誰もが有する嗜好が歪み異常心理からの凶行描写には、映像イメージが浮かび鳥肌が立つ事も再三ありました。 500頁位からは、作品に引き摺り込まれ夢中で拝読しとりましたが、最後の学校シーンでは、こんがらがってしまい別綴りの名簿ば参考にしました。 名門高の特進クラスを舞台とするホラーミステリーなだけに登場人物も多く、記憶力が年々落ちとる年寄りの小生が生徒名を覚えるのに苦労し、名簿が役立ちました。 最後に中畑警部からの伝言です。 「ケッツァさんの素性を途中で薄々感じ始め、見事に当てることが出来ましたばい。 『黒瀬哲平』[関東編]もあるんやないかと期待しとります!」
9件・1件
竜馬さん、レビューありがとうございます(;∀;) あの渋くてかっこいい中畑警部にまでびっくりしてもらえるなんて、あああ、光栄至極でございます(クロ~、良かったね~~(感涙))。 頁数については賛否両論かと思うのですが、私も実質1400頁も無いと思っています(^^;) R18を頂く前は、一応遠慮がちに書いてたんですけど……頂いて以降は、正直グロさへの躊躇を少し減らしました。でも本当はもう少しがっつり書きたいくらいでした。 ここだけの話ですが。 この話を書いている間は、10代のリアルを考えてはいたんですよ。「理解不能な理由による犯罪」を目にする機会が増えたというか……「えっ、そんなことで!

/1ページ

1件