先週『マンオブスティール』を見に行ったら、平日なのに切符売り場が長蛇の列になっていた。原因はもちろん、宮崎駿引退作品の『風立ちぬ』僕は引退発表前に見たのだが、結局宮崎が言いたかったのは『零戦』てのは、洋と和の技術が融合した『シベリア』(劇中に出てくる、羊羹をカステラでサンドしたお菓子)であり、我々日本人も同様なのだ!という『日本人シベリア説』ではないかと勝手に思ったりしている。それにしても主人公の堀越二郎が追い求めた『美しい飛行機』零戦が、およそ美しさとはかけ離れた新型戦闘機『グラマン』(別名、空飛ぶトラクター)に壊滅させられてしまったのは何とも皮肉なことである。ところで『マンオブスティール』であるが、おそらくVFX映画の到達点ではないかと思われる。予備知識なしで見ていたら、地球人の父親役でケビンコスナーが出てきた。あまりにも老いていて最初誰かわからなかったので、それが彼だと知った時、思わず息を呑んだ。ストーリーは、旧作『スーパーマンⅡ冒険篇』と同様でゾッド将軍らとの戦いを描く。宿敵、アレックスルーサーはパート2で登場すると思われる。

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