野牡丹な滅士

この作品を読み終わって、僕は実は、少し泣いてしまいました。 僕は、中学の時にサッカーの大会で副審をしたことがありました。 後半、二十分後半。中学なら、試合終了三分前。 簡単に言えば、ボールがゴールラインを割ったか割ってないかという、ちょうどこの物語の主人公のような境遇を味わいました。 僕はそれをゴールと判定して、試合終了の整列時。 僕の判定で負けたチームのイレブンの射るような視線に戦慄した記憶があって、何で審判は審判なんてやってられるのかと、呆然と思ってました。 なんせ、思い出すだけで未だに身体が震えかけるほどのトラウマで、考えたくなかったので。 しかし、この物語がそれを考えさせて、理解させてくれました。 審判は、きっとこの時の為に神でありつづけるのだと思えました。 そんな僕の思い出の見解を含めるので主観的ですが、素晴らしい短編でした。 この作品に出会えたことに感謝します! では、長文とめんどくさい話、失礼しました!m(_ _)m
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僕はあなたほどひどい経験はありませんでしたが、皆に審判が上手いと言われていた手前、大誤審をやった時のショックは今でも忘れられません。 辛いですよね………… レビューありがとうございます。

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