【コメント】

I'm loving Santa Claus❤

六花が歩道橋から落下して、ルイスが後を追うところから話が展開していくのが面白い。六花、雪野、澪、ルイス、野球部のイケメン、七生、誠、緑川・・・悪役と良い人のバランスがすごく良い。何らかの転機が訪れて、悪い奴も良い奴になるという展開をよく目にするけど、悪い奴は最後まで悪い奴ってところが現実味がある。特に誠と緑川の性根の変わらなさ具合が・・・彼らがいるから、六花の強さとルイスの優しさが際立つ。また雪野委員長率いるクラスの結束も見どころ。良いリーダーのもとでは、良い集団が出来る良い例。これが性格悪くて周り振り回すタイプなら、こうはならない。クラスの結束、緑川と誠の悪行、ルイスと六花の揺るぎない愛・・・ストーリーの構成要素としては素晴らしい。しかもストーリーだけで勝負しているかと思いきや、歴史、文学、過去問など様々なものを上手く混ぜて構成されていて、気づいたらニヤリと出来る場面が沢山あった。キリストの生誕劇でいきなり王の衣装に扮した転入生が出てくるシーンも、歴史や文学を知っていたら、王がヘロデであることが分かる。実際ヘロデとマリアが鉢合わせすることはないが、もし会っていたら、舞台で起こったことが歴史でも起こりうることだ。個人的にはマリマムネも出したら、もっとカオスになったとwww 様々な要素が織り交ぜてはいるが、色んな背景を知らなくても、最後まで楽しめる作品だと思う。読破してしまいましたが、応援特典を得る為に、これからも応援していきます。

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青空花恋 2013/11/20 21:13

詳細なレビューありがとうございます！人物・歴史・ストーリーに至るまで細かく分析して頂き大変嬉しく思います♪ 意図的に混ぜてるつもりはありませんが、何となく話の流れと思いつきで名前や登場人物は考えています。私個人としては、何となくマリアムネは入れたくないです(笑) これからも応援宜しくお願い致しますm(__)m