沢村 基

ベストレビュアーズ、アピール版からまいりました。 レビューというより、感想になってしまいそうですが。 非常に臨場感のある描写で、どんどんページをめくって読んでしまいました。 事実に基づいているという重みもありますが、少女の感情に共感がわき、おろかしい行動というより、哀しい事故という気持ちで読めました。 SSとして、とてもよくまとまっていると思いますが、欲をいえば、紫陽花というタイトルなので、回想シーンにも紫陽花にからむような描写があれば、と思いました。(でも、そんなこと言うとどんどん長くなってしまいそうですね。笑) また、少女がマンホールの穴の中からひっぱり出される場面、もう少しどこがどうなったのかわかりやすければ、とは思いますが、一人称の回想ですので、これでいいのかもしれません。 蛇足ですが。 まったくの偶然ですが、某サークルトピでこちらの小説の一部分に対する批評をみつけてしまいました。(私も年齢が高いほうですので、某大人サークルが気になっていたのです。) しかし、私はあの部分の描写はとりわけ素晴らしいと思っています。(何か下心があって優輝様の肩を持つわけではありません。笑) 情報が過不足無く入っていて、情景がありありと目に浮かびますし、短文の積み重ねが緊迫感を感じさせます。 私はここを読んで、自分の文章が恥ずかしくなり、引き返して読み返したくなったくらいです。 私も若輩ですし、「携帯小説をいかに読んでもらうか」を研究される方には敬意をはらいます。しかし、あれはちょっと不可解でした。 私は、文庫本を携帯に持ちかえただけ、くらいの気持ちで読んでいるので、「携帯小説だから携帯小説らしい文章で」などとあまり思わないタイプなのかもしれません。 余計な話、失礼いたしました。
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沢村さん、レビューありがとうございます! 同じお題のSSを読み返すついでに誰かが見てってくれたらなぁ、程度の気持ちで板にのっけてたんで、まさかレビューがいただけるとは(*^^*) 元々トピックに載せるつもりで書いた作品なのでタイトルなかったのですね^^; 後から作中から拾ったワードなので、言われれば確かに、ですが、はい。この作品をこれ以上長くすることを望まないので、このまま行きますすみません^^; 回想部分ですが、 実際の体験者(若かりし日のおばあちゃん)ではなく取材に言った「わたし」視点で、おばあちゃんから聞いた話を脳内にイメージしている。(たまにぶつ切れに挟まれる少女視点のモノローグ
返信ありがとうございます。 うーむ。 私はまだ、そこまでの文章感覚が身に着いていないのかもしれませんね。 でも、一足飛びに上達は無理なので、地道にいきたいと思います。 お互い頑張りましょう♪

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