たすう存在

淡々と語られるおとぎ話のような物語。 村の掟に対して逃亡という選択をせず、殺されてしまった家族と、憎いわけでもないのに彼女ら家族を殺し、そしてその手を下した相手が笑顔で幸せに見える村人たちの「普通さ」が何よりも怖いです。 殺す理由がほとんど無意味な言い伝えとかだったら、より無常感が出たかもしれませんね。 怖かったです。 ありがとうございました。
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