詠波-UTAHA-

いやー、毎度、葵さんの高い志には感服させられます。 定型詩の可能性を追求した作品と感じました。定型詩というと、一般的なイメージとしては「古い」と思われがちです。音楽で例えるなら、クラシック。 こちらの作品では、いい意味でその古さを感じさせず、むしろ新しさが光っています。音楽で言うなら、現代ポップとかロックとかでしょうか。(音楽にそこまで詳しくないので、適切な例えではないかもしれません;) 私も定型詩を勉強中の身なので、これがどれだけ難しいことなのかを少しは理解しているつもりです。それをさらりとこなしてしまう葵さんは、やはりすごいです! 定型詩の持つ良さ、流れるように心地よい響きをもって伝えられる言葉は、自由詩で書かれるよりもよりすんなりと、より深く心に浸透していきます。まるで最先端の技術に触れた気持ちです。感動しました。 さて、先に技術面で長く語ってしまいましたが、もちろん特筆すべきはその内容です。 心象風景がどれも鮮やかにグロテスク(いい意味で)、今にもバラバラになってしまいそうな心というのを「視覚的に」感じました。「月」のように危うく妖しく美しい詩もとても好きなのですが、「風に吹かれて」のように地を這うような泥臭い詩にはより心を打たれます。 ではでは、例によって文字数制限でエブリンに怒られてしまったので、このへんでおさめておきたいと思います(笑) いつも素晴らしい作品をありがとうございます♪
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詠波さん、こんばんは♪ 素敵なレビューを頂き、ありがとうございます♪ 逆に私のレビューが貧弱で申し訳ないです(^-^; 詠波さんの詩への新たなる挑戦する姿勢も素晴らしく、尊敬します! 決して答えがないのを分かっていても、追い続けたい!って、私も思ってます。 本当にありがとうございました☆

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