秋野秀和

タイトルからして、グッと掴まれた。「そうそう、そうだよな!」と頷きたくなるような、悪態。試しにページを繰ってみると、笑ってしまうほど無常な物語が待っている。エンジンさんは、狂っている他者を描きつつ、「でもやっぱり俺も狂ってるんじゃね?」という予感を、隠そうともしていない。となると、読者としても、完全にそっち側に行くのを心待ちにしながら、追い駆けるしかない。たとえば、百話目とか。これは、基地外百物語だ。
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レビューありがとうございます。 最近、狂っているというより疲れてる感じはします。

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