ワタル

作者様の武器であるスピード感がふんだんに活かされた作品です。超能力バトルというジャンルであると同時に格闘の描写も的確で、様々な知識に裏付けされていることがうかがえます。 ところどころ仕込まれたネタ(主人公が昆虫に関して長々と説明等)に多少の大味さが感じられ、これが読み手によってはどう転ぶか微妙なところですが、個人的にはウケました。それ以外の部分はかなり土台がしっかりして安定した印象でしたので、作者様の「飛び道具」を使うタイミングの良さに感心するばかりです。 また、序盤の舞台ゆえか現代モノかと思っていましたが、後々独特の世界観であることが明かされたのにも驚きでした。詳細は作品を読んで確かめて欲しいのですが、その作り込みもよかったです。組織やそのトップのネーミングにはニヤリときました。 更新をお休みした作品なのは悔やまれますが、ゆっくりと待ちつつ作者様がメインで更新なさっている側の閲覧に戻りたいと思います。
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こんな休止中の作品に、勿体ないようなレビュー、ありがとうございます!! 小ネタ部分、大味でしたか……^_^; 世界観なんかは楽しんで作り込んでますが、物語自体はあまり深く考えず、バトルを楽しく描いていた作品なんですが、長編の並行更新は僕にはちょっとキャパオーバーで休止しています。 こんな素晴らしいレビューもいただいたことですし、今のを完結させたら必ず再開したいと思っています。 ありがとうございました m(__)m
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いえいえ、多数存在さんも師弟が主人公のバトルものを書かれているとお聞きして、つい興味がわいてしまったもので(笑) それもわたくしの作品とはまた違った方向に退廃的で殺伐としている世界観のようで、非常に興味深く読み進めることができました。人体改造を行う謎の機関等、自身の作品に共通する点もありましたしね。 このレビューで未読の方々に魅力が伝わることを祈っています。

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