空音

18歳以下ということなので、「なるほどなー、青いなー」と思いました。これはべつに悪い意味じゃなくて、これくらいの年齢をよく表しているな、という意味です。 目をそらしたい自意識とか、何かに押しつぶされそうで必死にもがこうとしたり、世界に「なんで?」を投げかけたくなったり、思いっきり叫びたくなったり。 詩としての拙さはまだまだありますけど、興味深かったです。 色んな経験に触れてください。若さは若い人にしかありませんから。 最後に、アドバイスというかダメ出しのようなものを。 (私自身、詩にそれほど詳しくありませんので、詩に限らず何にでも言えることを) 文章のテンポがぎこちないところがいくつかありました。もちろん「わざとぎこちなくする」という技法も確かにありますが、そういう意図がないなら自分で音読してみるなどしてテンポの不調を確かめてみてもいいかもしれません。 個人的に好きだったのは一番最初の「空」でした。
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