【コメント】

ごめんなさい、芸術家なんで

素人なりに感じたことを書きます。ダークですね。うん。嫌いではないですが、苦手とする分野ではあります。しかし、描写が濃くなく、グロテスクさがさほど感じられなかったので、比較的あっさりラストまで読めました。ただ、このジャンルは「青春・友情」ではありませんね。知らずに読み始めた方は、リバースする可能性大です。出来る限り早急に、ジャンル移動を願います。アドバイス。ブラックユーモアなのか、ホラーなのかによっても異なりますが、状況の描写を詳細に(グロではなく主人公の指先一つの動きから、教室の状況、足元に広がる水溜りの感触などへの不快感などの心理面も）もう少し増やして、よりサイコ感を出すと、もっと怖くて面白い作品になると思います。ブラックユーモアとしてはこのままで、充分面白かったですし、才能を感じさせるストーリー展開に、ラストの落ちも上手かったです。是非是非、金沢文庫へ出すことをお奨めします。（廻し者では在りませんｗｗ）