詠波-UTAHA-

イエリがずっと話さなかったのは、お兄さんの声を録音するためだったんですね。 出会った人たちを忘れてしまう。せめて声だけでも残しておきたいという切ない願いからは、イエリが抱える孤独の深さを感じたように思います。 きっと、これまで出会った人たちみんなが、イエリを待っているのじゃないのかな。「あの子」はきっと、忘れてしまった人たちの集合体で…。 誰かがイエリを待っているって覚えている。 元少年もその誰かの一人に加わって、その温かな気持ちが、今日もイエリを生かしてくれている気がします。 深読み失礼しました。 心温まるお話をありがとうございました☆
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