桃巴

 何度も読みました。  灯火  春は出会いと別れの季節  何度も読んで、ストンと納得したんです。 あ! そっか って。  主人公あかりの中での、出会いと別れ。    今までのあかりとの別れ。それは、スパンと切るものでなく、今までのあかりを微妙に背負いながら。それによって、生まれた灯火はあかりの中での出会い。新たなもの。  うーん、反対かな。あかりの心の中での出会い。それによる別れは、一体のもの。暗闇の灯火って、灯火という出会いで暗闇との別れが生じる。必然的な関係。  出会いは川本のことでもあり、灯火は川本でもあり、灯火はあかりの中で生まれたものでもあり、灯火はこの作品全体を表現するものでもあり……、そんな感じで、幾重にも感じとれる作品。  『空気が触れる頬に侘しさを感じた』この感じ方は、まさにあかりですね。この文章には鳥肌でました。  って、私の好みになりますが、もう1ページほしいぃ! って思ってしまいました。でも、1ページないから、リアを感じられるあかりであり、ちょっと王子チックを感じられる川本なんですよね。  f(^_^;拙いレビューですみません。レビュー歴まだ、片手で数えられる程 なもので(>_<)
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レビューありがとうございます(^^) あんなに深く読んで頂いて、なんだか申し訳ないです(´Д`) 最後の1ページがほしいっていうのは、確信犯です(笑) 自分も書きたかった…… でも、あれ以上書くと川本が暴走してしまうのは確実だったので、わざと濁しました(笑)

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