清野 熙

496ページまで拝読しました。 遠く手の届かない未来では決して無く、もう直ぐ其処までやって来ているかのように想像させてくれる世界観の描写はとても素敵です。 読み手への配慮が丁寧に行き届いた文脈なので、無駄な贅肉が無く読み進めてゆく中で飽きる事のない見事な秀作です。 挿絵が効果的で物語のイメージ造りに役立ちました。読み始めから物語の中へ這入り込めて、とても面白かったです。 拘りの有るディテールがイメージを膨らませるので、一緒にお腹が空いたり、微笑ましく心がほっこり、そしてハラハラ・ドキドキ・ワクワクしました。 著者の優しさと母親の愛情に包まれながら、時に主人公が母や少女に甘えるような抑揚のあるやり取りからは、彼の個性である人柄が溢れ出て、私は読み入る常に好感が持てましたが... 含蓄のある台詞が散りばめられ、佳境に至るまでも退屈するようなこともありませんでした。ちゃんと気持ちの良い着地点に連れて行ってくれる、登場人物たちはその約束を読み手に与えてくれます。 この先益々目が離せません、続きがとても気になります。結末まで読了したいです。 執筆連載がんばってください。拙レビュー失礼しました。
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 レビューありがとうございます。  お褒めの言葉の数々に、大変感激致しました。  執筆を始めて良かった、と思えました。  心から感謝致します。  ありがとうございます。  たくさんのお言葉を頂きましたのに、ただただ感謝の言葉しか出て来ず……  ありがとうございました。

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