栄妙子

ストーブが女になって温めにやってくるというストーリーに驚きました。 エロより愛情が心に残りました。 「あんたさえ温まればええんよ。」という広島弁の会話もエロチックに聞こえ、女主導ながらもご奉仕される主人公が愛の主導権を握っているように感じられました。 物を大切にする主人公が、ラストで廃品業者にストーブを渡す場面で、彼女の方から別れを切り出したという一言が、切なくほろ苦い余韻を残しています。 温かく熱い情熱を捧げるストーブの精を暖蜜姫と呼ぶところも素敵ですね。 確かに長い時間コタツやストーブで暖をとっていると、不思議とエロスを感じます。 それも女体のような温もりを連想される気持ちは、何となくわかります。 こんな幻想的なエロスがあってもいい。そう思いました。
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暖蜜姫に勿体無いレビューをありがとうございます。
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どういたしまして。 タイトルから気になって読み始めると、なかなか幻想的な設定がツボでした。
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