旭 晴人

樹君のキャラが完成されていて凄く好きです。ヒナとの掛け合いも楽しいです。 ただ思ったのが、登場人物の心情を描写する際。 『────』と『()』を使い分けている目的が分かりませんでした。 それと、この作品は三人称で進められていますが、視点が定まっていないため今誰の視点なのか少し分かりにくく思いました。 樹視点なら、ヒナの心理描写は上記の『────』や『()』で表すべきではありませんし、「ヒナは不機嫌げに」とか「ヒナは愉快そうに」とか、樹観点からの推測的心理描写で"香らせる"感じ、というか。 同じページ内で、ヒナ観点から樹の表情を推測的に描写しているかと思えば、すぐ下では樹が思っていることを『────』であっさり描写している。  視点を変更するときはページを変えるか、段落を大きく空けるか、記号か何かを入れるかするべきかなぁと感じました。 勘違いされる方は多いですが、三人称でも視点は登場人物に寄ったものです。例えばハリーポッターなんかは、三人称ですが主人公ハリーの視点から物語が進みますよね。 そしてたまにヴォルデモード側に視点が変更しますよね。その時はどちらかというと『神視点』という手法が使われていて、どの登場人物の視点でもない、第三者がその様子を見て書いているような文章になると思います。 例えば僕の大好きな『飛火夏虫』なんかは、全体通して第三者視点から書かれています。 この作品の現状の視点は、それらがごちゃ混ぜになっているため読みにくいのだと思われます。 キャラが完成して文章力も素晴らしい分だけもったいなく感じたので、僭越ながらレビューさせていただきました。
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旭 青春 様 初めまして、黒女と申します。 お読み頂き、また、コメントまでありがとうございました! 仰る通りで頭が上がりません。 三人称を使い、視点を多く変えているの点が、読みにくさを生んでいる。それは間違いないです。 多くの場合、三人称であったとしても視点は主人公一点に絞られる場合がほとんどですよね。 このお話を作る際、私は漫画を読むようにして作ってしまったため、このような形になってしまいました。 漫画であれば、同じページ内で主人公と相手方の心理描写が分かったりしますよね。 そんな感じで作ってしまったんです。 若い方が読む漫画や携帯小説というものを意識して作ったらこうなって
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丁寧な返信ありがとうございます。僕も、同じ悩みを抱えた時期がございました。 キケンな居候、という作品を完結させたのですが、とある方に全く同じご指摘を受けて。 でもマンガみたいなスピード感と多角的な世界観を表現する上で、こういう手法を気に入っていた時期がありまして、僕の場合はそのご指摘を受け入れることすらできませんでした。 なので、こんなに受け入れてくださったことにまず感激しています。 まず断っておくのは、『────』を否定しているわけでは全くございません。 むしろ僕はこれを多用しています(笑) ただ、ヒナ視点気味の時に樹の心情が『────』で表されると、混乱する、というだけです。
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