9×9=81

同じ悪について書いているのに、こちらはほのぼのとしていい感じです。 いうならば美学を備えた「綺麗で典型的な悪」を書いているといいましょうか。 「こんな悪で大丈夫なのか?」と読み手に組織の不安感を出させるコメディ加減がなんとも。 ギャグが寒くないのもプラス。むしろ声を上げて笑えるくらい。 エービーちゃんの存在がネームからドツボにはまっています。 まことに勝手ながら、私の中でこの作品で唯一の萌えキャラに認定してしまいました。エービーちゃんが。 あと悪よりも正義側が生々しいのも、ありがちのようでいい味を出しています。 悪いところもなく、逆にいいところを掻い摘んでほめるときりがないとも言いましょうか。 これからも「綺麗」な悪を書き続けてください。

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