Y-F

レビュー屋 Y-Fです。 『不器用な恋のうた。』読ませていただきました。 主人公の過去や心情の描写には、リアリティを感じて好感触でした。 場面もイメージし易く、すんなり物語へ入り込めますし。 伏線が要所で貼られている感じで、展開のリズムも良いと思います。 あえて指摘させていただきますと。 重要な局面では、もう少し情景描写を加えてみては如何でしょう。 より感傷的になって、深みが増す気もします。 例えば(P80~)の場面ですと、『海が見える公園』としか記されてませんが。 こんな感じの表現を加えてみては。 『沈む夕日の淡い光が、穏やかな水面を照らし、ゆらゆらと揺れて……』 なんとなく、主人公の心情を重ねて表現してみたのですが( ̄ー ̄;)
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