ねこ

確か、この作品がファン登録のきっかけだったはず。 ようやく読了。 完結おめでとう。 最初は、雨の中立ち尽くす彼女に惹かれると同時に、「自分」の無力っぷりに苛々。だけど、全くの無力ではなかった。千種を取り戻したのは時の経過かカミサマのお蔭か。 終盤はキレイにまとめて、キレイすぎるくらい上手に終わった。ストーリーを無視して言えば、前半の文章の方が好き。 視点切り替え、時間経過、回想などで章が変わる。章題は悪くないけど、ぶつぶつ切れてしまう感じ。章題ページ形式にせず、本文と同じページ形式にしたり。いっそのこと、本文中に入れてしまうとか。 時の流れ、思考の流れ、空気の推移、それらをゆっくりじっくり流し続けてゆく。兎さんのそんな文章も読んでみたい。
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はわわわわレビューありがとうございます!驚きすぎてどうしたらいいかわからず遅くなりました。すみません。 今書くと全て言い訳になりそうなのですが、この話は私自身が悲しみを受け入れるために書き始めました。だから本当はこの話を書くことで彼女と一緒に受け入れるはずだったのですが、私は淋しいウサギを書くことで悲しみを受け入れてしまいました。 本来ならもっと過程を書くべきなんでしょうけれど、それができなくて結論だけ書いたために、キレイすぎる終わりになったんだと思います。 前半の文章は今読むと赤面ものなのですが、好きと言っていただけてあの頃の自分が報われるようで嬉しいです。 ぶつ切りなのは、もともといく

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