こんにちわ。
中年世代になった一人の人間がライフワークとして書き続けている作品が面白くないわけがない、と思って読み始めました。予想通り面白い作品で、これは多分読者として長い付き合いになりそうだなと感じました。
最序盤に出てきたカニバリズムのシーンに、作者様の”覚悟”を垣間見たような気がしました。
青少年に広く受け入れられなくても良い。その代わりこの作品に関しては一切の妥協をしない、と。
こういう気概を感じる作品は読む方も気合が入ります。
本当に面白くなるのは恐らく暁の章終盤以降になるのではないかと予想していますが、まずは暁の章を読破したいと思います。
ちなみに、読む順番は、暁→紅→魁、で合っ
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ストーリーの時系列は暁→紅→魁であっていますが、それぞれ主人公が異なるうえにスタイルも異なります。
読者が気になったストーリーから自由に読んでも、差し支えないように配慮しています。
主人公に感情移入したい読者の場合、だいたい男性や冒険物語が好きな読者なら『暁の章』がオススメです。
同じく主人公に感情移入したい読者で、恋愛要素や波乱に富んだ女性のドラマが好きな方なら『紅の章』が好まれやすいようです。
しかし『魁の章』はシモン一族の人々が時代の流れと戦う姿を淡々と描いています。
だから主人公に感情移入したい読者にはオススメいたしかねます。
その代わり歴史（特に世界史）に興味がある方や、『
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栄妙子