孤帆

忠告を聞かず異変を見て見ぬフリをし、利益と建前の快適さを尊重し続けた結果、こんな災難に遭ってしまった。 情事を重ねてしまった浅ましい男は今、その空洞に何を見るのか。加えて言うならば近所付き合いの無い昨今の集合住宅事情が、この悲劇を招いている一因にもなっていますね。 助けを求めていた。後輩は気付いていた。それなのに察する事が出来ないのは、私達が霊感を持たず、目に見える物や科学的に解明出来る物ばかりを信仰してしまっているからか。 ふと考え込んでしまう作品でした。
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レビューをありがとうございますm(__)m ふ、深い……。 作者が思いもしなかったところまで掘り下げてくださって、目から鱗でした。 そんな風に考えてくださって、「穴」は新しい方向性に広がりました。 ありがとうございました!!!!

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