晩白柚

こんにちは。二周目です イベント参加、ありがとうございました <気になった点> p15 ・変わらない『か』が ・スマートフォン  こういう未来を予測するSFで、現代技術や現代のものを比喩に出して大きさなどを表現するのは、違和感があります。普遍的に長い時の中で使われているもの(たとえば紙など)であれば、比喩に用いることはできると思います。しかし、ある一定期間にしか存在せず、必ずや将来上位互換が発明されるものに関しては、あまりふさわしくないかと思います。  仮に現代のパソコンを『石版と同じ大きさだが、遥かに扱える情報量が多い』などと表現すると、何か違和感がありませんか?  私はちょっとそれを感じてしまったので、指摘させていただきました。 <感想>  全体的に、物語がぶつ切りのシーンで構成されているなあと感じました。一つひとつの文は、結構しっかりしているとは思うのですが、それが前後でうまく繋がっていないように思いました。  例えていうのであれば、しゃっくりのような構成かな、と。  呼吸は一回一回、始まりと終わりがあるため一見して途切れてはいます。しかし、それを特段と意識することはないかと思います。それは、呼吸というものが滑らかに流れている行動だからかと思います。  小説も似たようなもので、一文一文は独立して存在していても、一つの大きな流れに従っているものです。少なくとも、呼吸におけるしゃっくりのように、目に見えて流れが途切れてしまうべきではない、と思います。  素人の私が言うのもあれですが、こちらのLIBEROは、あまり流れてはいなかったなあと感じました。文としてはよくても、文章としてはあまりうまくいっていないのではないかと……。少々、ぎこちなさが全体的に目立った気がします。  『~だった』『~だった』『~だ』といった表現が連発で用いられるとどうしてもそういった印象を抱きがちになるなあと……。  あくまで、私個人の感覚ですが、箇条書きのような印象を抱く箇所が多かったです。  前後の文に因果関係を持たせたらどうでしょうか?  『~なので』や、『しかし』など、順接逆説表現があるだけでも随分印象は変化するかと思います。  時間がかかった上に否定的なレビューになり、申し訳ありません。ですが、率直に思ったことを伝えた方がよいかと思い、この形を取らせていただきました。
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素直な感想はなかなか戴けないので、大変参考になりました! ちょうど全部やり直そうと思っていたところでタイムリーでした。 ありがとうございます!
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いえいえ 少しでも参考にしていただければ、幸いです

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