浅井 オサム

読んでから少しばかり時間をあけてしまいましたm(_ _)m 涙。物語を通してつねにそれを感じます。 登場する人間のそれぞれが傷や負い目を持ち、それによって生きることを難しくしている。 或いは逃げ場として、或いは拠り所として、或いは主張の場として。 それぞれが異なる理由で執筆し、顔の見えない人にまた傷つけられ支えられる。 フェイクの世界でありながら、その裏には血の通った人間がいるのだと深く考えさせられました。 また、ラストはそれぞれが収まるところに収まっている。 『現実はそんなに甘くはない』という方も居るかもしれませんが、僕個人としてはそこに作者様の優しさを感じます。 完結、本当にお疲れ様でした。
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