読了しました。 前半を愛田探偵の軽妙な語り口と探索手法や小道具で引っ張り、中盤から一気にテンポアップしてパワフルなアクションで魅せ、最後は温かい人間ドラマで締める。 見事なストーリーです。 伏線もきっちり回収しているし、脇役もキャラの構築がしっかり出来ている。 文章も悪くない。 最初は少し鼻についた飾り過ぎた表現も、途中からあまり気にならなくなった。 ”板についてきた”と言うことでしょう。 続編を書かれたら多分今以上に面白くなる可能性が高い作品だと思いました。 ここから下は極めて個人的な感想ですが、 愛田探偵のような人情家で正義感の強いホットな主役には、クールでニヒルでちょっと皮肉屋の相棒(男)を付けてあげると相乗効果で面白さが倍増する。 これにより話にも良い意味での厚みと広がりが出てくると思う。 (スイカの甘みを引き立てるために塩を振るような感じ) もし続編を書かれる予定が有るのなら、この事を頭の片隅に入れておいて貰えたら嬉しいです。 あと最後に一つ。 『流星号』は40代以降じゃないとわからないね(笑)
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マッシーさん。 ありがとうございました(*^^*) 敬愛するマッシーさんから、レビューをいただき恐縮しております(^^) これが三作目の小説になりますが、僕にとっては思い入れの深い作品になりました。 まだろくに小説の書き方も知らないので、せめてストーリーだけは魅せようと、試行錯誤を繰り返した苦労も、マッシーさんの言葉で報われました。 それに考えもしなかった、クールな相棒で厚みを持たせる助言もありがたく頂戴いたします。 二作目の構想に入ってはいますが、まだ完結したばかりのせいか、頭がホットなので(本当は頭が悪いだけ)、落ち着いたら、ストーリーから練りたいと思います。 それから…

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