Key

読了致しました。 本当は少し前に読み終えてはいたのですが、時間が掛かってしまいまして申し訳ありません。 遅れ馳せながら、レビューさせて頂きます。 まず、いつもと少し方式は違いますが、総評から。 全体的に、とても仕上がった作品であると感じました。そして、同時に、これを書き上げる上でどれ程の苦労があったのだろうと、僅かに感動してしまいました。 オペラ、そして、絵画や展覧会に関しても、並々ならぬ知識が詰め込まれており、生半可な努力では描けぬ作品であることが読み取れます。 更に、優輝様の作品ならではの点ではありますが、やはり、心情を描くことに長けている。 特に僕が凄いと思ったのは、亜矢ですね。 自信と、役を奪われたことに対する絶望と、奏に対する羨望、嫉妬。絵画の向こうの想い人に対する執着と、本人を前にしての自戒。そして立ち直った果ての、相手をきちんと受け入れ、認めようという姿勢。 多くのことを考え、心を荒ませ、そして助けられて、戒めていく。人間らしいというか、日本人らしいなぁ、と感じました。 物語に関しては、若干ながら時系列が把握できずに少々混乱する場面がありましたが、それさえ把握できればより楽しめるかと思います。 誤字、脱字に関しましては、すいません。物語を楽しみたかったので、そこまで細かくは読めておりません。 楽しく読んだ上で気付いた間違い等はありませんでしたので、また修正された点などを読み直すついでに、その辺りも細かく読み直していこうと思います。 もう少し厳しくいこうと思ったのですが、ね。 それはまた、細かく読み直した後ということで。 改めまして、遅れて申し訳ありませんでした。 執筆、お疲れ様でした。 また、このような素晴らしい作品を生み出すために、これからも頑張って下さい。
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Key様ー! レビューありがとうございます;; 苦労しました……!(キッパリ← (いや実は、オペラの運営側の事情についてはそこそこ情報が入る環境にいましたが) それ以外は全く未知の世界だったので、芸術性を損ねないよう歌や絵のシーンを書くためや、現実味持たせるために調査と試行錯誤繰り返しました。基本書く時は無音なんですが、音源もかなり聴きました。書いてる時間より調べたり聴いたりしている時間の方が長かったかも。かなり苦しんだので……分かってもらえて嬉しいですー! 亜矢は若干主役を食った感がありますね。というか、主役が薄いんですが^^; ちょっと歪んだキャラの方が書きやすいのは、作者が歪んでる
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返信遅れました。バイト中なので(← 特にこの作品は、オペラという、目と耳で楽しむものを文章で表現しておりますので、違和感等々はあって当たり前なのですが、上手く表現できていると思います。 これこそやはり苦労の賜物なのだろうと、今になって実感してます(笑 亜矢は歪んでるというか、人間臭いキャラだと思います。だからこそ、直向きな奏と、優しいけれども人間らしくはない晴臣の間で、より人間らしさが際立って、読者からは共感できる存在として映るのかも知れません。 時系列については、某かのシグナルがあれば判別しやすいかも知れません。 ストレートに日付を入れるか、或いは『第何日』と表示するか、或いは花の咲き
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