桃巴

 何度読んでもレビューが定まらないのです。  核が目の前にあるのに、だけど私は、そこにたどり着けていない。それを何度も求めて、何度も読みに来てしまうのです。  そして、読むたびに……  頭に浮かぶレビューが異なるのです。  もし、私が十代なら"何だ、この女"って思ったでしょう。だけど、私はその"頃"を過ぎ、現実と想いと心の奥底に隠した"何か"を得た女であり、この作品でそれがさらけ出されたような、それでいて、それを否定しているような……  すごくすごく惹かれている作品であるにもかかわらず、その背徳を許せない……のかもしれません。  そして、また読みに行ってしまう。  困った作品です。  天使を見にいっているのか、それとも……  やっぱり定まったレビューになっていませんでしたね(汗) 桃巴
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桃巴 さま 「流星」に、素敵なレビューありがとうございました。 なんだ、この女って、思いますよね。私も思う。十代ではないけど。 でもなんか、わかる気もするんですよね。だれでも、大人になるとずるくなるもんです。 このお話の中でいちばん純粋なのは周かもしれません。 でもこの後この夫婦はいつか、うまくいかなくなるような気がしています。 自分の立場や気持ちや年でも、感想は変わります。 また違うこと思ったら、また教えてくださいね。 作品にレビューをありがとうございました。

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