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紅い石段
9×9=81
2014/7/3 16:19
無垢と無知、そして無邪気も罪。 そう思える一作でした。 冒頭部から、寂しい気持ちと拒絶される気持ちが伝わってきて、子供だった時分があったことを思い出して切ない感情がこみ上げてきました。 存在している同形二種の都市伝説。解釈次第では幸も不幸にも傾く、無限の一説。しかし、答えはいつも一つだけ。 人を呪えば、穴は二つあるということ。 勝ち取った幸せからの転落は、まさに恐怖。 でも、もしも罪悪感に駆られず放っておいたら未来はどうなっていただろう。それは、このお話に限らず、不幸の上に他人の幸せを勝手に築き上げられた人にも同じことが言える気がします。 奪うか奪われるか。 この都市伝説にはそんなテーマが隠れているような気がします。
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エンジン
2014/7/3 20:07
レビューありがとうございます、感無量です。 子供の頃にやってしまった「駄目な事」って、いつまでも引っ張ってしまいますよね。 そういう「後悔」とか「疑念」が、案外幽霊やら何やらの正体ではないかと 考えています。
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9×9=81
2014/7/3 20:32
あ~、それはなんとなくわかります。 大人になって思い出すのも嫌になるし、親戚とかで思い出話として引き合いに出されると極まりが悪くなるどころじゃないですからね。 なるほど、この作品のテーマはそこにあると見た!
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