ストーリーもキャラクターも抜群に面白いが、それを引き立てているのが、小説なのに講談調のリズミカルな地の文。 舞台になっている野山の中の学校だったり、昆虫相撲の臨場感といい、極上のエンターテイメントに仕上がっています。 ラストのオチの付け方は、洗練された落語や昭和の紙芝居を携帯で読んでいる、そんな醍醐味です。 何より、テーマと見事に合致した作風と逆転のカタルシスがたまりません。 直接の当人同士ではなく、いわゆる代理戦争的なゲームを用いるからこそ、このお話のリアリティは抜群に楽しめるんです。 素晴らしい! それに尽きます。
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レビューどうもです! 熊川さんのような実績のあるお方に絡んでいただけるとは……感激です! 熊川さんが『FMフィビー』で水野水乃さんや大空大地さんらと争った一昨年の第1回コミック原作賞を、私は個人的に“神(ゴッド)回」”と呼称し崇めております……! その“神回”を盛り上げた熊川さんにお褒めの言葉を頂けたのは非常に嬉しい! 本当にありがとうございます!
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