かおる

光圀と尋子の睦まじいエピソードは聞いたことがありましたので、楽しみながら読ませていただきました。 京都出身の妻のお習字に鴨川の水を取り寄せてやったとか。愛されていたんですね。 一般の歴史ではほとんど知られることのない光圀公の一人の人間として語られるストーリーは、また新たなファンを生んだかもしれませんね。 ただ、女性側のやりとりが単調すぎるのが気になりました。口癖なのかもしれませんが、同じ台詞が繰り返されて、正直、会話のシーンはいささか飽きました。 あ、また同じ反応か、と感じてしまうのです。 もう少し捻りがあったらなぁと。 内容もしっかりしていて、すごく面白くいい作品なのに、それだけがとても残念に思います。
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おはようございます。 丹念に読んで頂いて、ありがとうございます。m(__)m なるほど。紫穂の反応が単調だとのご指摘は、ごもっともです。 しかし、これには、理由がありまして、10頁の枠に収めるには、紫穂の反応を削るしかなかったのです。 これを説明文で記しては、恐らく一般読者は、もっと飽きてしまう。 歴史に興味のない、或いは嫌いだという方をも振り向かせる工夫として、会話文で繋ぐ構成です。 一方で、紫穂の受け答えは従順で可愛らしい女性像を表現しています。 しかし、ご指摘の点は、その通りだと思います。 これを踏まえて、イベント終了後には、より自然な形になるように手を入れたいと思います

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