まさりみか

この夏まつりイベントのレビューの非道さに某所で笑って楽しんだチームの一つがこの作品だったのですが、改めて、普通にレビューするにも極道なレビューがついてたと思い至りました(笑) 元々のレビューに批判がついていて更に朔さんの一人反省会も読んでしまった場合、レビューって難しすぎる(笑) 一般レビューもすでに多いので、多分イベについての言及はあるだろうと推測し、私は作品の感想を…。 何が正しいのか間違ってるのか、どれを選ぶのが正解なのか他に道はあるのか、その中でそれぞれの人物たちが何を想い選択するのか、ぐるぐる思考がめぐり非常に考えさせられた作品でした。 その中で一つ思ったのはピュタゴラスの贖罪は叶ったのだろうかと言うことです。 世界の深淵に繋がるタイムリープを解明実現するための理論ネオ幾何学。 現代の欠片である博士は世界の理不尽を知り前世を忘れそれを追い求めているのに、理論以前にそれを体現できるピュタゴラスは完全じゃない世界を見通しながらそれらや無理数を否定しヒッパソスを死に追いやった。 そして過去に絶望を知り、再び産まれた世界で人と未来の不完全さを暗い情熱で師に認めて欲しかったヒッパソス。 かつての師は、知識を引き継ぎ無理数も理解する父と未来や愛する人を守りたい娘と無を産み出す暗い力に分かれ彼に対峙する。 自己犠牲を選びヒッパソスと共に逝こうとしたオウと力のラゴラ、罪は贖われたのかしら。 自己犠牲を厭わない犬の気持ち、娘を思う母の気持ち、純粋な力でありながらかつての欠片に自身を委ねたラゴラの気持ち……贖罪が叶ったからこそ未来は書き変わったのだと信じたい。 博士の止まった時計、それがラゴラが存在した最後の証かなと思うと切ないです。 でもネオ幾何学は封印され未来を作るのが私たちの手に戻ってきた今、なるべく愛と未来がある世界を作っていきたいですね。 オウたちの家族のように。 綺麗で独特の雰囲気の作風の中コナミコマンドはやっぱり笑ってしまいました(笑) でもチート能力を付加したり、時には自爆したりのコナミコマンドはマンドラゴラ起動にピッタリかもしれませんね。 昨今某所の青い鳥も回せるようですから、コナミコマンドの万能感ハンパない(笑) あ、好きなキャラはオウも好きですが、やっぱりラゴラです! 可愛すぎる^^
2件

この投稿に対するコメントはありません