imokenpi

イベントへの参加、ありがとうございます! 中辛のレビューとの事でしたので普段は甘口なのですが、頑張って描かせて頂きます。 まず、良い点について。 以前コメントでも言いましたが、サクサクと読みやすい展開となっています。あまり描写が綿密過ぎず気軽に読むことができました。 あと、キャラクターが個性豊かですね。雛が高飛車だったり、すごく素直な面もあったりするように、一人のキャラクターに二面性があるというのはいいですね。雛、結構好きなキャラです。 シリアスと、コメディの割合もちょうど良い具合になっています。悠斗と雛や茉央との楽しい会話の中に、普通に服が着替えられない、ご飯が食べられないといった部分に生と死の世界の区切りを、日常的な部分ながらありありと感じさせられました。 次に気になる部分についてです。 まず序盤の方、オカルト研究会に連れていかれるまでの流れや、勝負をしようと言われることへの流れが少し急かなと思いました。 悠斗が会長の診断を怪しんで帰ろうとする→勝負しないか? よりは、悠斗が診断を怪しむ→会長達が悠斗に幽霊が実際に見えているのではないかと疑う→入部を賭けた勝負をしないか? の方がスムーズではないかと思います。後で説明はしていますが、先にあった方が個人的に好きです。 ただ、不気味さを表現するためにはそのままの方が良いのかと私も悩んだりします。好みの問題ですかね。 あと、254から257ページあたりのSSSについての説明が若干気になりました。 悠斗のお姉さんの電話では、非常に危険とだけ言われ、その後悠斗がネットで調べると危険ではないと書いてありましたよね。 その後の悠斗の考えで、 「なぜ本来神聖なユタの修行場なのに多くの悪霊がいるのだろう。」 みたいな部分がありました。 悪霊が出るって急に出てきたので少し戸惑いました。 また、私の知識が浅いだけかもしれませんが、ユタについての説明も少しあると、読者にとって親切かなと思いました。 先のお姉さんの電話でどのように危険なのか、説明があると良いと思います。 以上ですが、あくまで個人的な意見ですので、違うと思ったら気にしないで下さい。 雛と悠斗の過去関係に驚いたり、美羽がこれからどうなるのかなど続きが気になります。 面白かったです!
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