黒球

描写、文章が簡潔かつこれ以上にない明瞭です。 そして文章を目で追って、即座に脳内で変換されるスピード感と人物像。 速度やマシンを題材にしたコミックでは無い『小説』で、まるで一つの映像を見ているかのように読み進める事が出来ます。 しかも話で設定された世界観が、本当に良く作り込まれていて、小説の中に確固たる『世界』が存在します。 この著者が書き出した『世界』がストーリーのクオリティを大きく加速させ、この緻密に考え抜かれたと思われる背景、世界感が素晴らしいです。 やはり頑強かつ繊細に創り上げられた土台の世界があってこその、『面白い』小説であることを再認識させられました。 同じようなジャンルを書いている私にとって、どこの部分においても勉強すべき事ばかりでした。 表現力、文章力、知識、そして世界観。 同じような小説を書いている方々で、自分の小説に疑問を覚えている方々、これを一度読めば程なくして自分に足りないパーツが見つかると思います。 これからのさらなる躍進を応援しております。 頑張ってください!
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素敵なレビューをありがとうございます。 私としても既存作品の中では飛び抜けた自信作でしたので、それを理解して頂ける方が現れてくれたようでとても嬉しいです(^^ またお暇な時に第二話以降も読みにおいでくださいませ! 「赤いアウトドライバー」、実は私もちょいちょい読ませてもらってます(笑) 閲覧数の伸びづらいジャンルの中ですが、お互い頑張っていきましょう( ´▽`)

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