のはらはな

『アクアリウム』を先に読んだのですが、登場人物の名前はまったく同じだけど、雰囲気や関係性が全く違う、このお話。 ふたりの過去のお話にも取れるし、なにかもっと別の、パラレルワールドのような感じにも思えます。真由と梨沙、ふたりの少女のお互いへの愛情が、もしも形を違えたら。こんな風になってもおかしくない気もするんです。 『アクアリウム』の優しい雰囲気とは違い、どっちかというと歪んだ感じのお話ですが、それでもなんだか綺麗なのはさすが美森さんの作品。はい、好きです。 個人的にはいっそのこと真由を守るとかじゃなく真由に私以外が触れるのは許さない、くらい病み系でも私は大丈夫です!(違う) タイトルが不思議で気になってるのですが。どういう意味なのかな……。
2件・2件
はなさん、『くればいいのに』にレビューをありがとうございました。 はなさんがおっしゃるとおり、私はこの作品を『アクアリウム』のパラレルワールド的なお話として書きました。実は、『アクアリウム』よりも先にこのお話を書き始めていたので、『アクアリウム』の方がパラレルワールドと言えるかもしれませんw 『アクアリウム』では、友情とも愛情ともつかない、十代の女の子のきれいな部分を描きました。でも、もしその感情が何かをきっかけに歪んでしまったら? そうしたら、二人はどんな関係に陥っていただろう? その両方を読み手の皆さんに味わってみて欲しくて、二作公開という形にしてみました。 ご質問のタイトル『くればい
1件1件
そうか!『私のところにくればいいのに』の『くればいいのに』だったのですね!いやー、気づかなかった。漢字で『来ればいいのに』だったら意味がすぐに分かったと思うけど、これ平仮名だからいいですね。少女の、幼くで無垢で残酷な感じが。ありがとうございました!
1件

/1ページ

1件