【コメント】

【第１部】見合い相手はゲイでした

設定が面白そうなので、読み始めた。最初からの話の伏線であった、5年前の婚約までしていた恋愛の破綻の原因がなんだったのかに少なからぬ期待があった。前半のゲイバーのシーンは、実際に行ったことがない人なのかどうかはっきりとしないのだけれど、その実態を描くことが目的ではないから美形ばっかりが出てくるのは仕方がないかなとは思ったが、そんな都合のいい人ばかりがいる店なんかないよと、現実を知っているものにとってはやや作り物じみていて若干シラケる。ただし、主人公とゲイの男、特に悪役っぽい玲央との絡みは現実味があり、相当面白い。玲央の屈折ぶりが小説に深みを与えている。だが、5年前のエピソードが当たり前すぎてつまらない。蒼太の設定が浅く、もっと悪役に徹してもらいたかった。単なる浮気癖のある金持ちのお坊ちゃんではつまらない。その親もひと癖もふた癖もある人間であるほうが面白い。一見冴えない千咲との結婚に固執する、蒼太のポリシー（裏事情）が今一つよく見えない。ドタバタの楽しさを生かすには、エピソードの質と絡み合いの妙がないと空転する畏れがある。読み手を話に引きずり込む切り口に、もう一歩踏み込みの鋭さが必要かと思う。でも、大方の（特に女性）を楽しませる点においては合格点を取っていると思う。　以上、マツコ風辛口コメントの語り口を借りてコメントしてみました。

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翠葉みおり 9/12 12:41

あの……“蒼介”です。コメントありがとうございます(^^)

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井出光耶 9/12 12:56

大変失礼しました。書いた名前が正確かどうか迷ったのですが、確認のために画面を切り換えるとコメントを最初から書き直すのはできないかもと思ったので、そのままいってしまいました。登場人物の名前を間違われるのは嫌なものですね。登場人物の名前も正確に書けないで、いっちょまえに人の作品を批判するんじゃない! ガン!!（自分で自分のアゴを殴った音）重ねておわびします。ごめんなさい。

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