石川キララ

とても、とても素敵な作品でした。 日常にありふれた等身大の12歳の男の子。彼ら3人が織りなすのは ‘‘ 友情物語 ” と一言で表すものではなく、 奏多・優生・陵…それぞれの気持ちを大切に描きながら、葛藤・成長・絆・そして未来への希望を抱かせる…そんな作品だったように思います。 時に……。恋愛小説において『萌える』という言葉を耳にします。しかし、この作品には男女の恋愛模様は出てきません。 でも、確かに私の胸を熱くさせたのは、彼ら3人と、周囲の温かな支えによって、あの数日間を間違いなく、友に対して燃え尽くすような情熱をお互いに掛けていたからだと思います。 『友情とは喜びを2倍に、悲しみを半分に』 陵との突然の別れは悲しく、胸が苦しくなるほどでありましたが、互いに想い合う強さが、悲壮感を読者に与えず、希望さえ抱かせてくれる作者様の書き方にとても胸を打たれました。 本当に、素敵な作品をありがとうございました。一人でも多くの方が、この作品を手に取って頂くことを願っております。
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キララさん。 素晴らしいレビューをプレゼントして下さいまして、誠にありがとうございました! あんな拙い文章から、私が伝えたかった事を読み取って頂き、感謝致します(ノд<。)゜。 キララさんのおっしゃる通り、この作品は「恋愛」無し、「萌え」も無しです。 手に取るのを躊躇ってしまう部類の作品かと私自身思っております。 でも、精一杯頑張り思いを込めたつもりです。 応援して下さって幸せでした゚+。(*′∇`)。+゚ ありがとうございましたm(__)m
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恋愛小説を書いている自分が言うのもなんですが…(笑) 読者の心を掴むのは、いわゆる「萌えキュン」と呼ばれる要素だけではない。そのことを完結を持って示して頂いた貴重な作品であると思っています。 恋愛小説がこれだけある中、このジャンルで、これだけ心打たれる作品が書けること……真摯に作品に向き合える一人の書き手として、これからのあらたさんを楽しみにしております(*´∀`) 変わらないでいて欲しい……と願った関係を、時間経過と共に変化をもたらしたことにも、リアリティを感じました。現実は、想い描くよりももっとシビアなものですからね。 そして。数々の伏線の回収の仕方が、自然な流れで進んでいく。そし
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