夢兎

作品読ませていただきました。 ハイファンタジー、という感じですね。 正直言わせてもらうと、私には少々難しい、といった印象を受けました。 おそらく原因は、論理的な言い回しだと思われます。 黒魔法で都市消滅。 大々的な事件です。起承転結で言えば「起」にあたる部分ですね。 読者の心を掴むのに最も重要な場面です。 そこの文章が論理的と言うのは、作品の雰囲気に入り込んでいない私からしてみれば、キツイものがあります。 加えて、その論理的文章展開のせいで事件の悲惨さが伝わってきませんでした。 事件自体はインパクトがあるものですから、もう少しわかりやすい言い回しにした方がいいかと思いました。 ですが、この小説はあまり段落、改行が使われていないために、そう感じてしまった、という可能性もあります。 ネット小説という観点で見れば、些か不親切かなぁ……と。概要に練習用とありましたので、気にしないようにはしてましたが、その影響も一概に無いとは言い切れないです。申し訳ない。 どちらにせよ、倫理的というのは、同時に、説明的に感じる可能性もありますので、序盤では控えた方がいいのは明白です。 あと、気になったと言うと、キャラ名の長さですね……。序盤で中々のキャラ数が出てくるようなので、もう少し短くした方がいい気がします。おそらく、フルネームで呼ぶこともそうないと思いますし。 ハイファンタジーに合ったシリアス調の雰囲気は好感が持てました。キャラ自体は生きているという感じがしてよかったです。 さて、こんなところです。 色々と言いましたが、私も未熟な身ですのであくまで一読者の感想として頭の片隅にでも。 では、また。
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ありがとうございますm(_ _)m 自分でも読み手を選んでしまう小説になるかな……と案じていたのですが、夢兎さんの意見でそこがはっきりとしました。 この小説では、『幸せ』という抽象的なテーマを掲げているのですが、それを掘り下げて読者をラストで納得させる為の過程と起承転結の作法をマッチさせるにはどうしても、情景により恐怖を植え付ける『衝撃』よりも、その衝撃に対する人々の『反応』を描き切る必要がありました。 そのため論理的表現ベースの文は指摘されても変える事が難しいのですが、しかしながら夢兎さんの仰る通りでスピード感を損なうのも事実。序盤はあれで物語に必要不可欠の展開なので、今後の主人公パート

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