沙夜

今回も、とても素敵な作品をありがとうございました。きんぎょ、という題名の意味の深さに涙が出ました。 彩さんも心に秘めた思いが、きんぎょの様で、胸がキュン!と締め付けられました。そして、人間みんな、そんな淋しさや深い感情を持って生きているんだなー。などと、考えさせられました。 ホラー作品が苦手な私が、こうして最後まで読めるのは、ただのホラーではないからです。作者のお人柄もあるのでしょうが、人間の心の葛藤や苦悩、人間関係の複雑さを、見事に表現し、読者の心を鷲掴みにする作品なのです。 蓮の花さんの作品を全て読んでいる私ですが、どの作品も斬新で、でも温かくて、時が経っても忘れられない記憶に残る作品となっています。 改めて、きんぎょを振り返ると、彩さんのひた向きな思いがきっかけで、どんどん周りを巻き込んで、辛く長い苦悩の日々が続いていましたが、結末を迎え、彩さんの心がようやく解放されたんだと思います。 いつかは翔太と幸せに暮らせる日を願いながら、私の最後の言葉とさせていただきます。 蓮の花さん。本当に素敵な作品をありがとうございました 私は蓮の花さんに出会え、こうして作品が読めることに感謝しています。
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