【コメント】

海月美兎

【本日の海月劇場】「あ、きゃあ！……どうしよ。コーヒーが！」　連日の残業で疲労困憊だった私。　溜息を落としながらコーヒーを淹れ、不甲斐ない私を叱咤すべく一緒にオフィスに残った鬼上司へ運んだ時だった。　デスクにカップを置いた瞬間にコーヒーをこぼし、あろう事か鬼のシャツにかけてしまったのだ。「………」「は、ご、…ごめんなさい！拭きます！あ！違う!?大丈夫ですか!?」　どうして人は口癖のように「大丈夫ですか？」と言ってしまうんだろう…… 　大丈夫なわけ無いのは一目瞭然で…… 「お前はコーヒーもまともに運べんのか。大丈夫だと思うか？」　飽きれた、と言わんばかりの視線と言葉を投げられ冷や汗がダラダラ流れ出す。「すみません！今拭きますから！」　シャツの腹箇所に染みたコーヒーを懸命に拭くが、黒いシャツでも分かる程濡れている箇所は広がっていく。　あぁ、私ってなんてグズなんだろ…… 　涙目になりながら拭いていると、頭上から落ちた鬼の溜息で前髪が揺れた。「脱いだ方が早い」　え？、と顔を上げた時にはネクタイを緩めボタンに手をかけていた鬼上司。　唖然と見詰めていると、口端を上げ顔を近付けながら低い声で囁いた。「どうやらお前は、何かとしつけが必要みたいだな……」眼鏡を片手でゆっくり外す、奥の瞳と視線が絡まり…… 妄想補助に→/_ilst_view?w=23380713 ﾟ･*:.｡. 各々の妄想へ続く.｡.:*･゜面白かったら『ｲｲﾈ』を宜しく(*^^)v 好評でしたら、また『海月劇場』開催するかもヽ(*´∀｀)ノ

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